グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムド | |
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開発主 | Rockstar North |
発売元 | Rockstar Games |
対応機種 | Xbox360 |
発売日 | 2009年2月17日 |
ジャンル | アクション |
『グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムド』(Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned、以下GTAIV:TLaDと表記する)は、アメリカのロックスターゲーム社(開発元はロックスターノース)から、Xbox 360用ダウンロードコンテンツ(DLC)として、Xbox ライブによる配信が行われている。オープンワールド型クライムアクションゲームである。本作の物語の位置づけとしては、グランド・セフト・オートIV(GTAIV)の番外編的続編に当たるが、GTAIVとはまったく違う目線のストーリーが展開される。
このDLCが収録された、一つの独立したゲームソフトとして『グランド・セフト・オート:エピソード・フロム・リバティーシティ』(Grand Theft Auto: Episodes from Liberty City、以下GTA:EfLC)が発売された。これを購入すれば、ユーザーはTLaDをプレイするためにGTAIVのディスクは必要なくなり、またGTA:EfLCにTLaDと共に収録されている『グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』(Grand Theft Auto: The Ballad of Gay Tony)もプレイできる。ただしGTA:EfLCの場合はGTAIVの本編はプレイできない。
概要[]
GTAIV:TLaDはGTAIVのストーリー内で何度かサブキャラクターとして登場した、リバティーシティのバイカー集団「ザ・ロスト(The Lost)」のメンバーであるジョニー・クレビッツを新たな主人公とするストーリーが展開される。リバティーシティを新たな面からプレイできたり 多数の追加車種、追加ラジオ・テレビ番組を利用できたりする。このダウンロードコンテンツはまだ第1弾であり、今年度に第2弾グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニーが配信されており、マイクロソフトはこの2つのダウンロードコンテンツに対し、合計でおよそ5000万ドル(約50億円)を支払っている 価格は1600マイクロソフトポイント(約2400日本円)。
マイクロソフトはこのダウンロードコンテンツをXBox 360独占契約にするため、ロックスターゲームへ5千万ドルの契約金を支払っている。ただ噂としてマイクロソフトとの契約は6ヶ月期間であり、2010年3月30日にプレイステーション3へザ・ロスト・アンド・ダムドが配信された。 以前この噂に対してマイクロソフトは公式に本DLCの独占を保証するコメントをしている。
北米およびその他複数地域アカウントのXbox Liveによる配信が行われている。日本語版のグランド・セフト・オートIVは日本独立版であるため、多言語版のDLCに対応しておらず、そのため日本アカウントのXbox Liveではザ・ロスト・アンド・ダムドの配信はされていなかったが、テイクツー・インタラクティブ日本上陸第1弾ソフトとして『グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ』(Xbox 360/PS3用。同作と『TBoGT』の2本をまとめてスタンドアロン版としたもの)を2010年6月10日に発売している。
ストーリー[]
オルダニーを根城とするバイカー集団「ザ・ロスト」のメンバーであるジョニー・クレビッツは、元々副総長であったが、リーダーのビリー・グレイが麻薬をめぐる抗争により捕まり、裁判の結果が出るまで刑務所に拘留されている間は一時期の総長として、ザ・ロストを率いていた。ジョニーは自分が総長でいる間は、ドラッグの取引で利益をあげるため、そして何よりザ・ロストのためにと思い、他のバイカー集団とは休戦し対立はなるべく起こさないようにしていた。だがその後ビリーが執行猶予ということで釈放され総長の地位に戻ってからは、前進のためには敵をせん滅するのみというビリー流の考えの元で、また対立を激化させてしまう。「エンジェルズ・オブ・デス」という敵のバイカー集団などを対処している間にも、リーダーシップと方向性の違いによるジョニーとビリーによる摩擦は激化していく。
幾つかの場面ではGTAIV本編とリンクしている場面があり、GTAIV本編の主人公ニコ・ベリックも登場している。
追加内容[]
- ジョニー・クレビッツが主人公のストーリー
- 新しいバイク(隠し含め16台)、自動車(6台)の乗り物
- 新しい武器
- 新しいラジオ・テレビ番組