GTA V本編と同時に発売・サービス開始された、GTA Vのオンラインモード(厳密には別ゲーム扱いであるが)。V本編と基本同じマップ・武器・乗り物と数多くの追加要素が登場し、オンライン上の数多くのプレイヤーと対戦・協力し合うこともできれば、ソロプレイももちろん可能でオフライン同様様々なプレイスタイルで遊べる。
概要[]
GTA Vのストーリーモードでポーズメニューの「ONLINE」タブから来られ、公開セッションを選べばすぐにオンライン上のプレイヤーとマッチングし交流が可能。マップなど基本要素はオフラインにものにアップデートで様々なものが追加された「似たようで違うもの」に近く、2022年現在でも新要素は追加され続けていてオフラインとの差は年々広がっている。(とはいえこちらはマルチプレイ前提の所が多いのであまり比べるべきものではないが)
フリーモード[]
ポーズメニューからオンラインを開き、セッションの種類を決めると飛ばされるのが、目的・目標が決まっておらず街で自由に過ごせるフリーモードである。以下に各セッションごとの違いを示す。これらの種類は、オンラインに参加する前の選択画面や「新しいセッションを検索する」から選択できる。
公開セッション[]
フレンドであるなどの条件を問わず様々なプレイヤーとマッチングするセッション。その特性上野良プレイヤーとの交流を楽しんでいるプレイヤーもいれば、ビジネスやボスのジョブ等を進めていたり、ひたすらPKしているプレイヤーもいる。よって治安は極めて悪く、人数の多いセッションでは数分放置するだけでPKや放置狩りに出会ったり、あるいはサテライトキャノンや武装車両のミサイルが飛んでくるなど、ソロプレイやフレンドでのプレイ、ビジネスの進行などには全く向かない。またPC版ではチーター対策がいい加減であることにより、連続爆破やステータスの改ざんといった被害が多発しているため注意が必要である。「後悔セッション」と呼ばれる場合もある位なので、理由が無ければ後述の限定セッションを選ぼう。
招待限定のセッション[]
招待されたプレイヤーだけが参加できるセッション。フレンドであったり同じクルーに参加していても、招待されない限りセッションには参加できない。2022年7月の犯罪事業アップデートで一部ビジネスが実行できない制限が撤廃され、野良プレイヤーとの交流や自動招待で来る野良からの招待の待機を除き基本的には全てこの招待限定セッションで事足りるようになった。ちなみにPC版ではIDが知られていると、招待が無くともチーターが参加してくると言われているため要注意。
フレンド限定のセッション[]
制限事項などは招待限と何ら変わりないが、フレンドであれば招待をもらわずとも直接参加できる。ちなみに自らがフレンドになっていないフレンドのフレンドも参加できてしまうので、フレンドの多いフレンドとプレイするなら招待限を使おう。
クルー限定のセッション[]
自分(もしくは参加しているプレイヤー)と同じクルーのプレイヤーが参加できる。複数のクルーが参加できるように設定することも可能。大規模なクルーに参加している場合は、公開セッションとあまり変わらない状況になる(であろう)。
ソロのセッション[]
他プレイヤーは参加できない、自分一人専用のセッション。制限は非常に厳しく、犯罪事業アップデートで限定セッションの制限が撤廃された後もこれだけは変わらず、CEO/MCに登録できない、一部のジョブを開けないなど使い勝手は非常に悪い。
ジョブ/アクティビティー[]
ポーズメニューのONLINEタブ→ジョブ、或いはマップ上のジョブ/アクティビティーのトリガーから、様々なジョブやアクティビティーを開始することが可能。
コンタクトのミッション[]
オフラインで登場したキャラクターからミッションを受けられる。「物や車を回収する」「人物や組織を始末する」「何かを破壊する」など内容は様々で、ライフ数に制限があり難易度の設定で変動する。報酬は時間給制で開始から15分で最大となり、序盤の金策として放置のしやすく作業量の少ない一部のミッションはとても有効である。最大報酬は$2万台半ば。
各種レース[]
車/バイク/航空機など色々な乗り物にて様々なコースで速さを競い合うモード。レースとは名ばかりに(?)1人で始められるジョブがほとんど。報酬2~4倍期間に最大30人のジョブを上限人数で始めて、そこで優勝すれば莫大な報酬を得られる。
レース | 地上や水上、あるいは空中に設けられたコースで、単純に速さを競い合う一般的なレース。 |
スタントレース | 前述のレースとは違い、障害物やジャンプ台、チューブなどが随所に設けられたレース。障害物の回避や、車両の空中制御が鍵となるだろう。野良で参加すると、空中で車両同士がぶつかったり空中制御に失敗して変な角度から地面に激突し、爆散するプレイヤーを度々目にすることになる。亜種としてあるトランスフォームレースでは、進行中に変わり続ける乗り物をうまく活用していこう。 |
プレミアムレース | 参加費を支払い、勝利すると通常のレースより高い報酬を得られるレース。 |
レースの設定項目[]
通常のレースの他に、いくつかの条件を設定できる。
GTAレース | タイプから選べる項目で、武器が使えて車から降りられるようになる。他のプレイヤーを攻撃できるようになるので、野良のレースで有効にすべきではないだろう。スタントレースでは設定不可。 |
接触なしレース | 同じくタイプから選べ、プレイヤー同士が接触しなくなる。狭い通路のあるコースや、野良での荒らし対策に有効。スタントレースなどでも設定できる。 |
ラリー | ドライバーとナビで組になり、ナビの指示を受けながら走るモード。ランドレース/バイクレースでのみ設定でき、勝利するとアワードが手に入る。 |
デスマッチ[]
他プレイヤーと個人もしくはチームで戦うモード。武器の使用を配置されているものに制限することもできる。俗に言う「ガチ勢ルール」などが存在するが、野良ではどのようなプレイヤーが参加するか全くわからないので、ホストまたは参加する際は重火器を使うプレイヤーにがいてもあまり気にしすぎないようにしたい。(このような何でもありのデスマッチは俗にクソマと呼ばれる) 試合時間がそこまで長くないのとRP報酬が大きいので、回しているとランクが上がりやすい。
キャプチャー[]
パッケージを回収し、目的地に届けた数を競うモード。敵プレイヤーを倒して強奪したり、あるいは妨害し合って進行する形となる。ちなみに野良から来る招待はデスマッチもそうだが放置ジョブやハメジョブの可能性があるので、公式もしくは公認のジョブでない限り参加しない方が安全。
ラスト・チーム・アライブ[]
最後まで生きていたプレイヤーが優勝となる形のデスマッチといえるモード。オンラインのチュートリアルでサイプレス・フラットのものをプレイすることになる。
キングオブザヒル[]
個人またはチームでエリアを占領し、妨害をしつつ受けつつ最も長い時間占領したプレイヤーもしくはチームが優勝となる。
サバイバル[]
徐々に強くなっていく敵の波状攻撃から生き残る。10回の波状攻撃に耐えられればクリア。複数人で始めた場合、一人が死亡しても誰かが生き残れば次の波状攻撃で復活でき、全員が死亡すると終了となる。難易度の割には報酬は低く、10回耐えても$3万前後となる。ちなみにサンディ・サバイバル等、敵の出現をコントロールし出現位置に催涙ガスや爆弾を置いて楽にクリアできるものもある。
敵対モード[]
様々な場所を舞台にしたり、ジョブによって異なるコンセプトやルールのもと他のプレイヤーと競い合うモード。ジョブの種類が多数あるため、ここでは詳細解説を省略する。
パラシューティング[]
パラシュートでチェックポイントを通り、目的地に着地し、その間に稼いだ得点を競う。チェックポイントと着地は中心に近ければ近いほど得点が上がり、道中で地面に触れてしまうと失敗となる。
アリーナウォーズ[]
メイズバンク・アリーナにて、専用の乗り物を使いぶつかり合ったり、乗り物の武装や機能を使って戦うモード。ジョブでは炎や爆発が多く非常に激しい。レベルやスポンサー階級での解除要素があり、スポンサー階級は最大の1000まで上げると錆びたトラクターがペガサスで呼べるようになる。
アームレスリング[]
2人で開始できるアクティビティー。ボタンを連打して相手の腕を押し倒した方が勝ちとなる。全10か所で開始可能。
ダーツ[]
アーケードなどで開始でき、複数人プレイはサンディ海岸飛行場付近のバーで可能。完了するまでに投げた回数が少ないプレイヤーの勝ちとなる。
テニス[]
2人で開始でき、動きながら来たボールを打ち返し、点数の高いプレイヤーが勝ち。デイリーチャレンジで時々現れるが、1回の試合がかなり長いので要注意。
ゴルフ[]
街のゴルフ場にて1~4人で開始でき、ルールは現実のものと同様。ホールインワンを達成するとアワードが手に入る。
タイムトライアル[]
指定の地点からゴールまで、制限時間内に移動できたら報酬が手に入る。ブースト付きの車などを除いてどんな車両でも挑戦でき、チェックポイントはなくショートカットや速い車両と運転技術が重要となる。1回目の報酬は$101,000 + 5,000 RP、2回目以降は$1,000となる。以下にある亜種含め、コース(場所)は週替わり。
RCタイムトライアル[]
RCバンディートの所有が参加条件。チェックポイントを通り、コースを制限時間内に走り切ればクリア。報酬は通常のタイムトライアルと変わらず、チェックポイントの判定が広いので大雑把に通り抜けるのがコツである。
HSWタイムトライアル[]
PS5 / Xbox Series X/S 拡張版限定。 通常のタイムトライアルより距離と制限時間が長く、より速いHSWアップグレード済の車両が必要となる。報酬も20万$前後と高額。
削除されたシリーズ[]
かつて存在していたが、現在削除されているジョブのシリーズを以下に記す。
ターゲットアサルト[]
機銃のついた車両を使い、レース中に機銃手がコースに配置された的を撃って得点を稼ぎ、レースでの順位も合わせて決まった最終得点を競うモード。次のラップに入る際機銃と運転が交代するが、その際の処理で車両の地面に対する当たり判定が無くなり延々と裏世界に落ち続けるバグがあり、その対策のためか2022年9月現在は削除されている。
対戦[]
敵対モードにあるような内容のジョブがいくつか用意されていたが、2022年9月現在はすべて削除されている。
強盗[]
大きく分けて4+1種類の強盗があり、それぞれ準備を経て開始できるようになるフィナーレではオフライン同様一気に大金を得られる。
・強盗[]
2015年の「強盗」アップデートで実装された、オンライン初の強盗。その後に追加された強盗と区別するため、現在は主に「旧強盗」と呼ばれる。「フリーサ強盗」「脱獄大作戦」「ヒューメイン研究所襲撃」「ドラッグ強奪ビジネス」「パシフィック銀行強盗」の5種類がある。
詳細は「強盗」を参照。
・強盗: ドゥームズ・デイ[]
2017年冬のアップデートで実装された。これまでの強盗やGTAとは異なるSFチックな内容で、敵が強化され難易度が高めに設定されているのが特徴。そのため強力な武器や体力、ある程度のプレイヤースキルが必要で、あまり初心者向きではない。ちなみにフィナーレで物は一切盗まず、強盗というよりかは強襲である
詳細は「強盗: ドゥームズ・デイ」を参照。
・ダイヤモンドカジノ強盗[]
2019年冬のアップデートで実装された。同年夏のカジノアップデートで登場したカジノを「隠密行動」「大ペテン師」「攻撃的」の3パターンで襲う。オフラインの強盗と同じくクルーを選ぶことができ、その選択や任意の調達ミッションのクリア状況によって難易度が変化するようになっている。ジョブの準備ミッションはなく、フリーセッションでの調達を完了すれば開始可能。
詳細は「ダイヤモンドカジノ強盗」を参照。
・カヨ・ペリコ強盗[]
2020年冬のアップデートで追加された、オンライン史上初の完全ソロで実行可能な強盗。潜水艦コサトカを拠点にフリーモードでの調達を行い、麻薬王の島へと侵入する。メインターゲットの他に追加の略奪品も回収でき、さらに様々な侵入/脱出方法が用意されていて自由度は非常に高い。
詳細は「カヨ・ペリコ強盗」を参照。
・オートショップ強盗[]
2021年夏のアップデートで追加されたオートショップから実行できる短い強盗ミッション。調達ミッションを完了すればすぐに実行でき、$30~50万程度を比較的短時間で入手できる。これまでの強盗ミッションとは一線を画しており、コンタクトミッションに近い形でエリートチャレンジも存在しない。
詳細は「オートショップ」を参照。
武器[]
オフラインにある武器に加え、アップデートでライフルやバイクからドライブバイできる武器、SFチックな武器などが追加されている。初期実装の武器はランクを重ねるごとに解除されるようになっていて、アップデートで追加された武器にはランク制限が存在しないが、代わりにセラミックピストルなどミッションのクリアが解除条件になっているものも一部ある。
詳細は「武器」を参照。
乗り物[]
街に出現する乗り物はオフラインと同様だが、アップデートで毎年のように車両が追加され、購入できる乗り物はオフラインよりもずっと多い。購入したもしくはガレージに入れて個人車両化した車両と個人航空機は、整備士に電話したりアクションメニューから要請でき、破壊されても帰ってこないオフラインとは違い、保険が付いていればモース相互保険に電話すると保険車両を請求できる。また、武装車両ではパッシブモードが使えず、乗ると強制解除される仕様になっている。こういった車両以外に、大きな乗り物として「ギャラクシークルーザー」「機動作戦センター」「アベンジャー」「テラーバイト」「コサトカ」が購入できる。
物件[]
ゲーム内のインターネット上で、住居やビジネスに利用できる物件を購入できる。初期からあるアパートは警察の視界に入っていると立ち入れないが、その後のアップデートで追加された地下基地やアーケードなどは視界中でも入れて手配度がすぐに消滅するなど、実装時期によって仕様に違いがある。